エピタフ
本日はトランプ師匠の大統領当選記念の特別エントリ。
運命の鉄門の狭間に時の種子が蒔かれ、
知のあるものや名のある者の行為が水を撒く。
法を定める者なくば、知は死の友だ。
思うに人類の運命は愚者の手中にある。
「混乱」、それは僕の墓碑銘になるだろう。
ひび割れて荒廃した道を這いずって、
どうにかなるのなら傍観して笑っていられるかもしれない。
だけど、僕は明日が怖い。きっと自分は泣いているはず。
そう、僕は明日が怖い。きっと自分は泣いているはず。
「ジョジョの奇妙な冒険」、有名だけれど自分はまだ読んでいない。荒木飛呂彦の作。この漫画家の作品には、ほかに「魔少年ビーティー」とか「バオー来訪者」とかあって世代的にそっちの方になじみがある、のだが、覚えているのは、画もストーリーも独特のオタクっぽい雰囲気(?)だったことと、少年ジャンプの連載が打ち切りになったかのように早めに終わったことだ。ああ、あともう一つ記憶にあるのは、「バオー」ってあだ名の友人がいた。本名はオオバ君だ。バオー元気かなあ。。
そんな感じで当時は成功するような漫画家には思えなかったけれど、その後「ジョジョ」で当たったようである。で、その「ジョジョ」のキャラ(?)に「キング・クリムゾン」というのがいて、必殺技(?)の名前が「エピタフ」らしい。詳しくは調べていないが予知能力を発揮する技なのだそうだ。
閑話休題。ここからはプログレバンドのキング・クリムゾンのお話。
エピタフ(墓碑銘)は、キング・クリムゾンのデビューアルバム「クリムゾン・キングの宮殿」のA面3曲目。預言者の歌。1曲目の「21st Century Schizoid Man」と並んで、暗い未来に対する警鐘のような歌詞になっている。
初期の頃のキング・クリムゾンには演奏をしない作詞担当のメンバーがいて、そいつがめんどくさい歌詞を書く。これがバンドのウリだった。歌詞がめんどくさいのはプログレの特徴だ。これもボブ・ディランの延長線なのだろう。たぶん。でもボブ・ディランみたくかっこよく決まらないのもプログレの特徴なのだ。たぶん。
演奏には当時最新鋭の電子楽器メロトロンを使っている。これもこのバンドのウリだ。ただ曲のアレンジが大袈裟で、まぁダサい。ダサいのもプログレのいわゆるひとつの特徴なのだが(たぶん)、その中でもそうとうなものだ。メロディも保守的で昭和の歌謡曲みたいだから、カラオケでも歌いやすいのではないか。たぶん。
と、四の五の言うのはこれくらいにして本日のBGM
キャンディーズ
キャンディーズがファイナルカーニバル@後楽園球場で歌った「GOING IN CIRCLES」の間奏けがなぜかエピタフのコピー^^;
https://youtu.be/SWQ-oOO51YY
(埋め込み禁止のためリンクのみ)
ということでオリジナルの演奏は下記。
- アーティスト: キング・クリムゾン
- 出版社/メーカー: WOWOWエンタテインメント
- 発売日: 2016/08/31
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